クロスメディアプロモーションとは、Web・紙媒体・テレビ・交通広告など、複数の媒体を使用して、1つの商品やサービスを宣伝することです。
相乗効果により、それぞれの媒体の効果を高めることが可能となります。

今回の記事では、Webサイトを中心に置いたクロスメディア戦略のメリットについてご紹介します。

クロスメディアプロモーションのメリット

媒体の弱みを補完する

商品・サービスを宣伝する媒体には様々な種類があり、それぞれに強み・弱みがあります。

例えば電車の中吊り広告は、多くの人の目に留まるという強みがある一方で、スペースに限りがあり、充分な情報を伝えることができないというデメリットもあります。

そんな不足情報を補うことができるのが、クロスメディアプロモーションです。
先ほどの電車の中吊り広告の例でいうと、広告内に「○○で検索」と入れておくことでWebページに誘導し、より詳細な情報をアピールすることが可能となります。

ユーザーへの接点を広げる

クロスメディアプロモーションは複数の媒体の相乗効果を狙って行う場合が多いですが、色々な媒体を使うことでユーザーへの接点を広げるという効果もあります。

単一媒体の広告だけでは、どうしてもターゲットとなるユーザーが限られてしまいます。
複数のメディアを使用し、多角的にアプローチすることで、新しいユーザーを発掘できる可能性を高めることができます。

また、チラシで認知向上 → Webで検索 → ECサイトでの購入など、段階的な顧客育成ができるというのもクロスメディアプロモーションの魅力です。

媒体ごとに効果測定ができる

最終的にWebに誘導するプロモーションであれば、各媒体の効果計測も簡単に行うことができます。
計測結果を分析することで、次の戦略も立てやすくなります。


PDCAを回しながら、自社の商品に合ったプロモーション方法を探っていくことで、費用対効果の改善に繋げていきましょう。

クロスメディアプロモーションで大切なのはストーリー

様々なメディアを使ってプロモーションを行う場合、大切なのはスタートからゴールまでのストーリーを作りこむことです。

  • どのような媒体を使ってユーザーに認知させるか
  • どのように商品の知識を植え付けるか
  • 購入/資料請求などのゴールをどこに設定するか

まずは各媒体の特長を知り、全体のストーリーを考えてみてください。
その後、媒体ごとの具体的な戦略に落とし込んでいきましょう。

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