楽天市場では、毎年「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」というイベントを開催しています。これは毎年1月に、前年1年間で「優秀だった楽天市場の店舗」に贈られる表彰制度です。
楽天市場の楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーは、店舗運営者が目指すべき賞といえます。楽天市場の店舗運営者は、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーにどんな賞があるのか?また、楽天市場の「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞店舗」は、どうやって決まるのかなどを把握しておきましょう。
楽天市場の店舗運営者なら知っておきたい、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーとはどんな賞なのか?
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーといっても、選出されるのは1店舗だけではありません。複数の部門があり、その中で優秀な店舗・店舗運営者が表彰されます。
<楽天市場の店舗運営者なら知っておきたいPOINT1>
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの賞の構成
・総合賞:1位~10位
・ジャンル賞:43ジャンル・各最大3店舗
・サービス賞:8部分・各最大4店舗
・特別賞:6部門・各最大3点
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーに選ばれる店舗が多いなぁと思った店舗運営者さんもいるかと思いますが、楽天市場の出店店舗・約55,000ショップの中からの選出なので、その確率はわずか0.3%になります。
<楽天市場の店舗運営者なら知っておきたいPOINT2>
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの選考基準とは?
受賞店舗は、売上上位店舗だけだと思っていませんか?売上ももちろんですが、他にも選考の基準があります。1年間の売上、売上の成長率、注文件数、お客様対応、お客様からの投票数で決定しています。
お客様からの投票については、毎年11月頃に楽天市場に専用のイベントページが公開されます。お客様に選んでいただけるよう、店舗運営者は積極的にアピールしていきましょう。
お客様は、投票することで楽天市場から抽選でポイントを貰うことができるので、お客様にとっても楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーは、うれしいイベントになっています。
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーイベント参加特典
抽選で合計100,000名様に期間限定の楽天ポイントプレゼント
1等:10,000 ポイント 10名様
2等:500 ポイント 500名様
3等:10 ポイント 99,490名様
※変更される可能性あり
楽天市場の店舗運営者は確認すべき「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」の受賞特典
実は、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの受賞店舗に選ばれると、楽天市場から賞金が出ます!賞金だけでなく、店舗運営者にうれしい特典がいろいろあります。
楽天市場の楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの受賞式は、YouTubeでの公開もあるので、店舗運営者が表彰されているところが見られます。動画として残るので、宣伝になります。また、楽天市場の特集ページから店舗へリンクができるのも、店舗運営者としては喜ばしいところです。
また、エンブレム配布とその使用も良い特典です。楽天市場の特集ページを見なかった人にも、賞を受賞した店舗として、店舗ページ内でアピールすることができます!しかもこの掲載は無期限で掲載可能です。店舗運営をしている中で、新規のお客様に安心感をお届けできます!
<楽天市場の店舗運営者が確認しておくべきPOINT>
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの受賞特典
- 1 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー授賞式典(※)への招待
- 2 賞金
総合グランプリには100万円、総合2位には50万円、総合3位には30万円 - 3 楽天市場から楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞エンブレム
無期限で掲載可能 - 4 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞発表特設ページでの店舗掲載
- 5 楽天市場主催の楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞店舗限定のキャンペーンに無料で参加
- 6 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞店舗様限定の研修旅行(SOY TRIP(※))にご招待
※新型コロナウイルス感染症の感染状況によって、実施が見送られる場合有り
楽天市場の公式Twitterアカウントとは別に、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの公式Twitterアカウントがありますので、Twitterでも受賞店舗は紹介があります。露出がいろいろあるのは、受賞した店舗運営者は嬉しいですね。
楽天市場の店舗運営者は知っておくべき、楽天市場の楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの特別賞
どうしても売上は、長く店舗運営を続けている店舗が強くなってしまいますが、諦めるのは早いです!
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの中の特別賞は、新人賞という、運営期間が短い店舗に絞って送られる賞もあります。
その他変わり種賞でいうと、お客様投票で選ばれる「ベスト店長賞」があります。
店長の色を全面に出して、店舗運営をおこない、ブランディングして、店長賞を狙いにいくのも面白い店舗運営の戦術と言えます。
<楽天市場の店舗運営者が知っておくべきPOINT1>
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのサステナビリティ賞
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの特別賞の中に「サステナビリティ賞」という賞があります。
これは、唯一「自薦」が可能な賞になります。
これは「持続可能な社会につながる活動」を行った店舗・店舗運営者に贈られる賞となっています。
単純なチャリティ活動だけではなく、その評価活動は多岐に渡ります。自社の店舗運営の方針と合致していれば狙いたい賞です。
<楽天市場の店舗運営者が知っておくべきPOINT2>
【サステナビリティ賞の対象となる取り組みの具体例】
- 地域コミュニティへの貢献
・販売する商品のうち〇%は地元の○○地域で生産された商品を扱っている。 - 気候変動への取り組み
・カーボン・オフセット付き商品を自社で開発し販売している。
・店舗運営で使う電力を100%再生可能エネルギー由来の電力で賄っている。 - 廃棄物の削減
- 従業員や取引先の労働環境
・働く人の人権に配慮し、児童労働等が行われていない環境で作られたことを確認した製品を全体の〇%程度扱っている。
・従業員のライフスタイルに合った多様な働き方をサポートしている。 - フェアトレード拡大への貢献
・フェアトレード製品を〇〇年から○%程度扱っている。 - 天然資源や自然環境の保全
・MSC認証等の国際認証を取得したシーフードの取り扱いをしている。
・農薬や化学肥料に頼らず作られたオーガニック食品・製品を全商品のうち○%程度取り扱っている。 - その他
・〇〇という商品において、売上の○%を地域で活動するNPOに寄付している。
・取り扱う商品の〇%において、梱包材に使用していたプラスチックを再生紙に変更した。
・自社で販売した製品の回収、リサイクルを進めている。
店舗運営の中で、リサイクル活動を行っていたり、働きやすさ対策などもしていれば、そこも評価してくれます。
上記はあくまでも例なので、店舗運営内でのさまざまな活動を楽天市場へアピールしましょう。
- 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのサステナビリティ賞を狙うコツ
- ・自社ビジネスの強みを生かしている
- ・自社と関係の深い社会・環境対策に対する取り組みをしている
- ・自社が関わる地域や社会全体に良い影響がある。または、元気にしている
- ・取り組みの継続や拡大が見込める
上記4つの点を、重視して選考されているので、自社のアピールポイントは4つのことに照らしておくと良いでしょう。
楽天市場の店舗運営者なら知っておいて欲しい!楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのサステナビリティ賞エントリー方法
申込は、楽天市場の管理画面(RMS)内のエントリーフォームから簡単に行うことができます。
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2022年の分はすでに締め切られていますが、ぜひ来年のサステナビリティ賞の受賞に向けて、店舗運営をしていきましょう。
- サステナビリティ賞は、サステナブル認証商品だけが集まるEARTH MALLとは違います!
- つい、楽天市場で店舗運営をしていると、「サステナブルな活動」といえば楽天市場の「EARTH MALL」(サステナブルな商品だけを取り扱っているモール)のことを考えてしまいますよね?
この楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのサステナビリティ賞は、EARTH MALLとは別の活動になりますので、EARTH MALLの掲載認証商品を持っていない店舗運営者もエントリーが可能です!
楽天市場の店舗運営の中での取り組みでアピールできることがあればぜひ、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞を目指してエントリーしてみましょう。
まとめ
今回は、1年に1度の楽天市場の表彰制度「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」について紹介してきました。
売上以外のところで、受賞を目指せすことも可能なので、ぜひ楽天市場の店舗運営者は、チェックをお忘れなく!
とくに、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー特別賞の「サステナビリティ賞」は自薦でエントリーができ、店舗運営者側で受賞に向けて準備や努力がしやすいです。
楽天市場の店舗運営の中での取り組みであれば、フードロスを目指して賞味期限が近いものを破棄せず社販で安く従業員に還元しています!などもいいと思いますし、直接売上とはかかわらないですが店舗運営スタッフ(従業員)の働き方をサポートをしています!という内容も良いと思います。
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞すると、楽天市場から店舗への導線ができますし、何より楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞店舗だけがもらえるエンブレムを掲載することができます。
信頼を目で見える形でアピールできるので、楽天市場の店舗運営をする上で、とても有意義な賞といえます。
楽天市場の店舗運営者は、ぜひ楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを目指してみましょう。
Written by
Baycross Marketing
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