2022年8月に「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」の統合が発表され、本日、とうとうその日を迎えました。(2022/10/12)
統合についてのコラムはこちら
この度の新生「Yahoo!ショッピング」の狙いのひとつとして、今ある豊富な品揃えに加えて、「探しやすさ」と「見やすさ」の向上が挙げられます。
そのための商品カテゴリに合わせたサイトデザインの刷新や、商品画像ガイドラインの制定など、新たな店舗ルールが運営者へ発表されています。
そんな中で新たに、全店舗に提供を開始する「プロモーションパッケージ」なるものが公開しました。
「検索結果の露出アップ」や「プレミアム統計」などさまざまな特典を受けられるという触れ込みですが、はたして申し込んだ方がよいのか?丁寧に解説していきます。
プロモーションパッケージとは?
前提として「プロモーションパッケージ」は、PRオプションに代わるものと捉えて良いでしょう。
これまでPRオプションは、商品の順位の上下やSTORE’s R∞(アールエイト)などを使ったクーポン設定に利用していました。「検索結果の露出UP」「Yahoo!ショッピング内の出面強化」といった有償の優遇策です。
これに置き換わるものとして、今回プロモーションパッケージが設計されたようです。
大きな違いとして、費用は毎月固定で販売高の3%となります。
9/1より事前申込が開始され、お申し込みストア数は16,000を超えたそうです。(2022/10/4時点 )
加入特典は?
利用店舗には「検索結果の露出UP」などの露出強化に加え、「Yahoo!ショッピング」の市場の実績を基にデータ分析ができる「プレミアム統計」機能が提供されます。
・PRオプション3%分の検索結果順位アップ
・検索結果順位アップの上乗せ ※PRオプションの1.3倍
・CRMツール「STORE’s R∞」提供
・「プレミアム統計」機能提供 ※新機能
PRオプションは日ごと、イベントごとに変更ができたのですが、プロモーションパッケージは月々3%の固定です。
PRオプションを3%以上設定されている店舗は申し込みをした方がメリットは大きいと考えられます。
新機能「プレミアム統計」とは
新たに提供される「プレミアム統計」では、下記の4種のデータが提供されます
- 最安値レポート:取り扱っている商品のモール内の最安値価格や適正価格が分かり、価格設定に活用できる
- 他ストア流出レポート:自ストアに訪問した顧客が離脱し、他の店舗で購入された商品を確認でき、売り上げの機会損失を防止に役立てることができる
- 在庫なしアラートレポート:在庫がない商品のPVと他の店舗への流出数が分かり、売り上げの機会損失と在庫管理に活用できる
- モール内カテゴリ別商品ランキング:市場の売れ筋商品と自社の商品のランキングが分かり、仕入れや伸びしろのあるアイテムの確認に活用できる
さらに販促支援策として、CRMツール「STOREs R∞」が使えるようになります。1つのツールで分析から効果検証まで確認でき、顧客育成に活用できるでしょう。
現在設定中のPRオプションはどうする?
例えば、現在PRオプションを10%で設定しているとしたら、10月12日以降は7%以下に設定すると良いでしょう。
また、プロモーションパッケージリリース後もPRオプションの効果は継続されるそうです。(2022/10/12時点)
商品ごとに個別で設定している場合は、そちらの確認も必要となりますのでご注意ください。CSVをダウンロードして確認することをお勧めします。
まとめ
プロモーションパッケージは、料金として売上の3%の費用がかかります。3%分はPRオプション料率に充当されるので、現在PRオプションが3%以上の店舗なら申し込んでも費用負担は変わりません。
申請することのメリットの方大きいでしょう。
ヤフーは新生「Yahoo!ショッピング」においても、「PayPayモール」で目指していたプレミアムモールの利点を、「商品画像登録ガイドライン」や「プロモーションパッケージ」などで再現し、ユーザーにとって魅力的な売り場作りを推進する考えのようです。
これまでは見逃していたモールからのお知らせや、管理画面での確認をお勧めします。
今回の統合で勘違いしてはいけないのは、統合されただけでは、当然売上は上がりません。
売れている店舗はそのまま売れ続け、苦戦している店舗は苦戦が続くはずです。
社内体制や戦略を見直す良い機会ですし、どうすればいいのか分からない…という場合はベイクロスマーケティングにお声がけください。
統合の対応はもちろん、御社にとってベストな施策をご提案いたします。
Written by
yasuda
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