ECサイト構築の基本

ネットショップを開業したい!と思った時、
どういうサイトを作りたいか?どういうショップを運営したいか?という構想がとても大切になります。

今まさに、OPENで迷っているという方がいたら、
是非自分のお店(サイト)を想像しながら、読んでいただけたらと思います。

ECサイト構築方法として、基本の4種類を
どんなメリット・デメリットがあるかを含めてご紹介いたします!

構築方法1:オープンソース

無料公開されているソースを使って、ECサイトをつくる方法です。
ソースをサーバーにインストールするだけなので、すぐOPENしたい人にオススメです。
ソースを誰でも利用・改変できるので、自社に技術者が居れば、
オリジナリティを加える事も可能です。
一番のメリットは、基本構築が済んではいるものの、自分で作る事になるので、
費用を抑えられることです。
ただし、バグが発生しても提供側への責任は問えないというリスクがあります。

構築方法2:ASP(Application Service Provider)

業務用のアプリケーションソフトを利用して、ECサイトを作る方法です。
ブラウザ上で簡単にEC運用ができます。
手軽に始められ、サポートがつきます。
ただし、サービスが固定されているので、
自社業務に合わせたカスタマイズや構築はできません。
自由度の低さでいうと、デザインも固定されてしまう事が多いです。
後は、サービス終了とともに、お店を閉じる(移転する)必要がでてくるというリスクはあります。

構築方法3:パッケージ

パッケージソフトウェアを使って、ECサイトを作る方法です。
ゼロから作ると大変ですが、基本機能が備わっているものをカスタマイズして作るので、
時間と費用を抑えることができます。
ASPのと違い、デザインが自由にできるのがメリットです。
基本的機能がそろっているので、開発時間が短くすみます。
また、他システムの連携がしやすい場合が多いです。
ただ、バージョンアップの際には費用が掛かることがあり、自社独自業務がある場合は、
カスタマイズが必要になります。

構築方法4:フルスクラッチ

ゼロからECサイトを構築していく方法です。
自社独自の業務ルールや、フローが多い場合は、フルスクラッチが良いでしょう。
費用と時間がかかるというデメリットはありますが、
オリジナル要件に柔軟に対応可能です。
費用と、時間の他、インフラやサーバーの別途設計や用意も必要になります。

ECサイト規模感と構築法について

構築方法の選択ですが、ECサイトの規模感も決め手の一つです。

一般的にいわれるのが下記です。

フルスクラッチ:年商50億以上
パッケージ:年商1億以上~50億未満
オープンソース:年商1億位
ASP:年商1億未満

まとめ

どの構築方法にも、メリット・デメリットがあります。
年商規模で構築法を選択できたとしても、その先でつまずくことがあります。
オープンソースもパッケージも種類がありますので、
どの商品を選べばいいか迷われると思います。

だからこそ、先述しました「どういうショップを運営したいか?」を
しっかりと思い描く事が重要です。

やりたい事をきちんと把握したうえで、
どのシステムを導入するか、自社に合ったシステムが何であるかを検討する必要があります。

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