スマートフォンの普及に伴い、インターネット通販の利用者は年々増加しています。


利用者数と比例してECサイトの店舗数も増え、ECサイトの売上向上はこれまで以上に難しい課題となってきました。
どこをどのように改善すればいいか分からず、悩んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか。


しかし、売上が伸びないと悩んでいるECサイトは、基本的な対策ができていない場合が多くあります。
そこで今回は、ECサイトの売上向上のために押さえるべき基本ポイントをご紹介します。

売上の方程式

ECサイトには、売上の方程式と呼ばれるものがあります。


売上 = アクセス数 × 転換率 × 客単価


売上の方程式は掛け算なので、アクセス数・転換率・客単価のどれかひとつがゼロだと、売上もゼロということになってしまいます。
3つの項目をバランスよく伸ばしていくことが、売上に繋がります。

アクセス数アップのために押さえるべきポイント(集客施策)

SEO対策

SEO対策は、検索エンジンの検索結果で順位を上げるための施策です。
本店・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、出店形態により対策方法は異なりますが、いずれのサイトでも「対策したいキーワードを適度に埋め込む」などの基本的な対策は行っておきましょう。

有料広告の実施

リスティング広告やリマーケティング広告など有料広告を実施するのも、アクセスアップのための一つの手段です。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどではモール独自の広告枠も用意されているので、予算があれば検討してみるのもいいでしょう。

商品画像の最適化

モールに出店している場合、同じ商品を取り扱う他店との競争を避けられません。
検索結果画面では同じ商品がいくつも並ぶので、その中でも目を惹くような商品画像を用意しておきましょう。

転換率アップのために押さえるべきポイント

スマホ用にページを最適化する

近年では、パソコンよりもスマートフォンでWebサイトを見る人が多くなってきました。
外出先や家事の空き時間にすぐに見られるというのが、スマートフォンの最大のメリットです。
スマホユーザーを逃すことのないように、スマートフォン向けにページを最適化しましょう。

商品ページの作り込み

インターネット通販には、商品を手に取って見られないというデメリットがあります。
だからこそ、正しい情報をしっかり伝えることが重要です。
商品のスペックやベネフィットを丁寧に説明し、商品やサービスに納得してもらうことで、購入へと繋げます。

サイトの使いやすさ

ユーザーの離脱を防ぐには、求めている情報にいち早く辿り着けるようなサイト側の工夫が必要です。
デザインやサイト構成を整えることで、使いやすくなるだけでなく、お店としての信頼感アップにも繋がります。

客単価アップのために押さえるべきポイント

一緒に買ってもらう商品を作る

商品の単価が低い場合は、他の商品と一緒に買ってもらうというのが一つのポイントとなります。
そのためには、少ないページ遷移でまとめ買いできるような工夫が必要です。
また、初めからセット商品という売り方をするのも良いでしょう。

送料無料ラインの設定

「○円以上で送料無料」という送料無料ラインを設定するのも、客単価アップに繋がります。
もう少しで送料無料に届きそうなとき、低価格商品を提案すれば、購入してもらえる可能性も高くなります。

売上アップは基本の体制が整ってこそ

上に挙げたのはECサイトの基本となる要素ですが、この基本を守れていないサイトが多いというのも事実です。
売上が伸びずに思い悩んでいる人は、まず自社ECサイトの見直しから始めてみてください。

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